阪神電鉄の普通車(5000形、5500系、5550系、5700系)を撮影しています。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
阪神5700系は2015年から導入されている各駅停車用の車両です。
2024年まで継続して導入されており、旧型の5000形などを置き換えています。
千船駅の元町方面行きホーム(元町側)から撮影しています。
車体は急行系車両の1000型をベースにブラッシュアップされ、各駅停車用車両伝統のブルーのカラーリングになっています。
杭瀬駅の元町方面行きホームから(大阪梅田側)撮影しています。
下回りの機器は、グループの阪急1000系と同じく、東芝製のIGBT-VVVF、PMSMを採用しています。
西宮駅の大阪梅田方面行きホーム(大阪梅田側)から撮影しています。
各駅停車専用の阪神5700系と、特急にも運用される阪急1000系の下回りに共通性があるのはおもしろいです。
阪神5000形は1977年から導入された車両で、旧型の車両を置き換えたことで、各駅停車の冷房化が進みました。
杭瀬駅の大阪梅田方面行きホーム(大阪梅田側)から撮影しています。
前面はおでこに前照灯、屋根上の分散型クーラー、上がクリーム、下がネイビーのボディカラーなど、かつての阪神電車のフォルムを色濃く残した車両になっています。
5000形は残り1本になっており、置き換え用の5700系が先日追加導入されたことから、引退までカウントダウン状態になっています。
深江駅の元町方面行きホーム(元町側)から撮影しています。
阪神5500系は旧型車両の置き換えと、阪神・淡路大震災で被災した車両の代替として登場した各駅停車用のモデルチェンジ車両です。
5500系はリニューアル工事が進み、ブルーがメインの塗装に変わっています。
大物駅の元町方面行きホーム(元町側)から撮影しています。
阪神5550系は5500系のマイナーチェンジ車で1本しか存在しない希少車です。
5500系登場時に採用されたパステルブルーの車体色もこの1本に残るのみとなっています。
なお、急行系の車両はオレンジのカラーリングですが、阪神タイガースを保有する会社がライバル球団のチームカラーを採用するのはどうなのか、という声が株主総会で挙がっているそうです。
川の上にホーム、両岸に改札口がある芦屋駅の元町方面行きホーム(元町側)から撮影しています。
珍しい構造の駅ですが、阪神本線では武庫川駅も川の上にホーム、両岸に改札口がある駅になっています。
5500系のリニューアルでは車体の新塗装化と車内を5700系に準じたものに改装することがメインで、下回りは登場時のGTO-VVVFのままになっています。
深江駅の元町方面行きホーム(元町側)から撮影しています。
阪神電車の各駅停車用車両は「ジェットカー」と呼ばれ、短い駅間距離に対応した高加減速性能を持つことが特徴です。
西灘駅の元町方面行きホーム(元町側)から撮影しています。
5000形の引退は秒読み段階になっているほか、1本のみの5550系もリニューアル工事を受けてパステルブルーの車体色が消えてしまうのか、注目しています。
YouTubeチャンネルでは、大物駅、西宮駅、深江駅などで撮影した5000形、5500系、5550系も5700系を投稿しています。
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