横浜市営地下鉄・ブルーラインの4000形と3000V形、3000N形、3000R形、3000S形を撮影しています。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
横浜市営地下鉄4000形は、3000A形の置き換えのために2022年に登場した車両です。
先代の3000形は仕様変更を繰り返しながら導入が続いていたので、4000形は30年ぶりの新形式になっています。
下の画像は、上永谷駅のあざみ野方面行きホーム(湘南台側)から撮影しています。
上永谷駅はブルーラインで数少ない地上駅で、追い抜き可能な構造になっており、日中は快速と普通列車が接続しています。
4000形は全体的に直線や平面を組み合わせたフォルムになっていて、斜めのストライプとあわせてシャープな印象になっています。
いったん4000形の導入は終了していますが、2027年度から2次車の導入が予定されています。
下永谷駅は地下にある相対式のホームですが、線路間に柱がない構造のため、編成全体がスッキリ見える駅になっています。
下の画像は、下永谷駅の湘南台方面行きホーム(湘南台側)から撮影しています。
3000V形は3000形の5次車として登場した車両で、1本しか在籍しない希少車です。
当初は3000A形の置き換えとして継続導入される予定でしたが、4000形に変更となったため、1本のみに留まっています。
下の画像は、上永谷駅のあざみ野方面行きホーム(あざみ野側)から撮影しています。
3000N形は3000形の2次車として登場した車両で、「N」は「New」を表しています。
6本が在籍していますが、2027年から導入予定の4000形2次車により置き換えられることになっています。
下の画像は、仲町台駅の湘南台方面行きホーム(湘南台側)から撮影しています。
3000R形は3000形の3次車として登場した車両で、「R」は「Replace」を表し、ブルーライン開業以来使用されていた1000形の置き換えを目的に14編成が導入されています。
車体は日車式ブロック工法になったため、側面からビートがなくなっています。
3000S形は3000形の4次車として登場した車両で、「S」は「Satisfaction(満足)」を表しています。
他の3000形と異なり、台車やブレーキ装置などは2000形から流用されており、前面のライトブルーが見分けるポイントです。
横浜市営地下鉄3000A形の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
センター南駅〜仲町台駅間にある大原みねみち公園から、上下線の列車を撮影しています。
ブルーラインは正確には1号線(湘南台駅〜関内駅)と3号線(関内駅〜あざみ野駅)に分けられ、あわせて40.4kmの路線長は、都営大江戸線に次ぐ日本第2位の長さです。
3000S形は、流用した下回りの老朽化が進行しているため、車齢の古い3000R形よりも先に、4000形2次車で置き換えられる予定です。
3000V形の「V」は、5次車の「5」をローマ数字で表すと「V」となることから名付けられています。
4000形は2027年度以降に2次車の導入が決まっていますが、3000形と同様に仕様が変わり、フォルムが変わるのか楽しみにしています。
現在、ブルーラインでは3000A形、3000V形、3000N形、3000R形、3000S形と4000形の6形式が運行され、バラエティに富んでいます。
2027年度の4000形2次車が導入されると顔ぶれが変わるので、改めて撮影してみたいと思います。
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