開業1周年を迎えた宇都宮ライトレールのHU300形を撮影しています(記事は2回に分けて投稿します)。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
宇都宮ライトレールは2023年8月に開業し、新規開業した路面電車としては75年ぶりの路線です。
車両はすべて低床式LRT車両のHU300形が使用されています。
下の画像は、飛山城跡駅に到着する宇都宮東口行き列車を撮影しています。
飛山城跡駅は、路面電車(LRT)なのに高架駅という変わった駅になっています。
駅部分が最も低い位置にあり、宇都宮駅東口方向、芳賀・高根沢工業団地方向どちらも登り坂になっています。
清陵高校前駅は副駅名が「作新大・作新短大前」となっていて、大学、高校、中学校などが集まっていますが、休日は比較的閑散としています。
清陵高校前駅は、上下線のホームが向かい合っているので、編成全体を撮影しやすくなっています。
交差点を挟んで互い違いにホームがある駅が多いので、このような構造の駅は少なめです。
下の画像は、清陵高校前駅を発車する宇都宮駅東口行きの列車を、交差点を挟んだ歩道から撮影しています。
清陵高校前駅〜清原地区市民センター前駅間にはS字カーブの区間があり、車輪とレールの軋む音を響かせて、列車は通過していきます。
清原地区市民センター前駅は、宇都宮ライトレールでは珍しい島式ホーム配置の駅です。
清原地区市民センター前駅と芳賀町工業団地管理センター前駅の芳賀・高根沢工業団地側は、交差点を左折する列車を見ることができます。
宇都宮ライトレールは、町中の路上、田園地帯、工場エリア、急勾配や高架線など、車窓が目まぐるしく変わり、バラエティに富んでいます。
グリーンスタジアム前駅付近は工場敷地の横を走っています。
芳賀町工業団地管理センター前駅からかしの森公園前駅にかけては、急勾配区間になっています。
1997年に廃止された信越本線の碓氷峠区間に匹敵する60パーミルの登り降りをライトレール車両がスムーズに走っています。
ゆいの杜西駅の宇都宮駅東口方向は高架区間から下ってくる列車を見ることができます。
下の画像は、ゆいの杜西駅の宇都宮駅東口方面ホームから撮影しています。
1年前の開業フィーバーも落ち着き、撮影している人もちらほら見かける程度になっていました。
列車の運行頻度は日中12分おきで、利用しやすいダイヤになっています。
YouTubeチャンネルでは、清陵高校前駅〜清原地区市民センター前駅間のS字カーブや、芳賀町工業団地管理センター前駅〜かしの森公園前駅のの勾配区間で撮影したライトレールを収録しています。
記事冒頭のリンクからぜひご覧ください。
のんてつ nonbiri train geek のYouTubeチャンネルでは、開業直後の宇都宮ライトレールも動画を投稿していますので、あわせてご覧ください。
昨年と今年の動画は、異なる駅や区間を中心に撮影しています。
のんてつ nonbiri train geek のYouTubeチャンネルは、下のリンクからお越しください。