台湾・台北捷運(MRT・地下鉄)を撮影しています。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
台北捷運は、1996年に運行を開始した台湾・台北市と隣の新北市を走る地下鉄と新交通システムの路線です。
最初に開業した文湖線(新交通システム)を除き、電車タイプの車両が使用されています。
ラインカラーがレッドの淡水線は淡水駅〜中正紀念堂駅の路線で、中正紀念堂から先、信義線と一体で運行されています(淡水信義線)。
台北捷運はほとんどの区間が地下となっていますが、台鉄(国鉄)の淡水線を転換して開業した圓山〜淡水の区間は、高架の地上を走行しています。
下の画像は、奇岩駅ホームの淡水側から撮影しています。
高架区間のホームは、屋根の形や色使いなど中国の宮殿のような雰囲気があります。
下の画像は、關渡駅の淡水方面ホーム(淡水側)から撮影しています。
電車タイプの台北捷運車両にはいくつかの形式がありますが、いずれも日本の地下鉄より少し長い23m級の車体に、外吊り式のドアが片側4か所設置されています。
台湾では日本のキャラクターに人気があり、淡水線にはハローキティのキャラクターを描いた車両が走っています。
北投駅からは一駅だけの路線、新北投支線が分岐しています。
北投周辺は温泉地で、日本から進出した高級旅館「加賀屋」などの温泉旅館があります。
新北投支線では、専用のラッピングが施された3両編成の車両が使用されています。
北投駅の隣、奇岩駅の北投側は、上下線の高架が複雑に交差するようすを見ることができます。
終点の淡水まで運行される列車は、台北方向に向かう列車が走る高架をくぐって、北投駅に向かっていきます。
北投で台北市内に折り返す区間運転の列車は、高架をくぐらずに北投駅折り返しホームに向かっていきます。
台北捷運の電車タイプの車両には5種類が存在しますが、下の画像のC381型は先頭のデザインが他と異なっています。
ラインカラーがオレンジの中和線は、新荘線、蘆洲線と直通し、中和新蘆線として一体運行されています。
下の画像は、景安駅の古亭方面ホーム(古亭側)から撮影しています。
日本と同様、台北捷運にもホームドアの整備が進んでいます。
ドアの壁部分がクリアーになっているので、列車が見やすくなっています。
新店線の七張駅からは一駅だけの小碧潭支線が分岐しています。
小碧潭支線は車庫への引込線を旅客線化した路線で、新北投支線と同じく3両編成の車両が使用されています。
YouTubeチャンネルでは、淡水線の地上区間を中心に、中和線、新店線などで撮影した台北捷運の車両を収録しています。
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台湾南部、高雄市の高雄捷運の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
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