
阪急電車の古参車両5100系と5000系を撮影しています。
今回記事【その1】では宝塚線・箕面線で撮影した5100系、次回記事【その2】では今津線で撮影した5000系を取り上げます。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。

阪急5100系は1971年から導入された宝塚線用の車両で、90両が製造されましたが、1000系などの導入により34両まで減少しています。
宝塚線本線に残っているのは8両編成3本のみとなっています。

撮影日に運用に入っていたのは、2005年にリニューアル工事を受け、旅客ドアの窓が拡大された5128編成です。
リニューアルは8両編成2本が施工されましたが、もう1本の5146編成は能勢電鉄に譲渡されたため、宝塚線からは引退しています。

曽根駅は日中普通列車のみが停車する駅で、2面4線の構造になっています。

下りは外側線(1号線)が本線となっているため、日中は反対列車の被りを気にせずに上り列車を撮影できます。

宝塚線本線のほか、支線の箕面線でも4両編成で使用されており、撮影日は5132編成が運用に入っていました。

リニューアルを受けた5128編成はシングルアームパンタグラフに交換されていますが、箕面線用の車両は原型の下枠交差型のものを搭載しています。

箕面線の駅はかつて運行されていた大阪梅田駅直通列車に対応した8両編成ホームのため、撮影しやすいゆとりがあります。

桜井駅は小さな駅ですが、かつては千里線南千里駅から北大阪急行・千里中央駅を経て、桜井駅を結ぶ新路線の建設が検討されていたそうです。

日中の箕面線は2本が運用されますが、6000系、7000系、8000系と共通運用のため、5100系を狙う場合は運用状況をチェックする必要があります。

阪急宝塚線 1000系 2000系 5100系 6000系 7000系 8000系 9000系の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
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川西能勢口駅は10両編成に対応した幅の広いホームで撮影しやすい駅でしたが、今年度内にホームドア設置が予定されており、下のような構図の撮影は難しくなるかもしれません。

今回撮影できませんでしたが、川西能勢口駅から分岐する能勢電鉄にも5100系が運行されているので、いずれ撮影に行きたいと思っています。

今回、宝塚線本線ではリニューアル車の5128編成しか運用に入っていませんでした。
新型の2000系の導入により5100系が真っ先に置き換え対象になると思いますので、改めて撮影に出かけたいと思います。

本文で触れた曽根駅のほか、日中は急行のみが10分おきに運行される山本駅や中山観音駅が利用者も少なく、撮影しやすい駅でした。
また、箕面線の桜井駅は上下列車の発着時間にズレがあるので、ホームを行き来して短時間に撮影を進めることができます。
次回記事【その2】では、逆瀬川駅、小林駅などで撮影した今津線の5000系を取り上げます。
YouTubeチャンネルの動画では、中山観音駅、曽根駅、箕面線桜井駅などで撮影した5100系と今津線で撮影した5000系を収録しています。
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