
この記事は【その2】の続きです。
JR常磐線各駅停車と連絡する馬橋駅から流山駅まで5.7kmの路線を持つ流鉄流山線の列車を撮影しています。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
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前回は小金城趾駅から「あかぎ号」に乗車し、終点の流山駅に到着しました。

流山駅の奥にある留置線には、JR東海から譲受し、7月に流鉄に入線した211系6000番台が留置されています。
前面の表示幕は時折変更されているようで、撮影日は「通勤快速」を表示していました。

ホームから見やすい位置に停車していたのはGG8編成で、「静シス」の所属標記やJRマークなどは譲受前の状態のままになっています。

静岡からの甲種輸送の際に話題になった流鉄流山線のキャラクター「りゅうのしん」のポスターもそのまま残されています。

5000形のトップナンバー5001編成「さくら号」の隣にはGG9編成が留置されています。
残り2本の211系の様子は確認できず改造工事が始まっているのかどうか伺えませんが、来年の運行開始が楽しみです。

流山側の先頭車クモハ5000の検査期限は「25-11」となっていました。

5003編成「あかぎ号」の車内ポスターの文言に「また会える日を楽しみに流鉄から卒業します」という表現があり、ファンの間で話題になっているようです。

過去に1300形にも「あかぎ号」が存在したため、211系に愛称が引き継がれる可能性が高いように感じますが、他社への譲渡を挙げる人もいるようです。

愛称が211系に引き継がれるなら5000形と同様にマルチカラーのラッピングを期待したくなりますが、来年どのような姿で登場するか楽しみです。

5000形の在籍数2両編成5本に対し、譲受した211系は同4本と車両の在籍数は純減となります。
2005年のつくばエクスプレス(TX)の開業により、流山線の利用者は大きく減少し、TX開業前に比べると5割から6割程度の利用者数になっています。
同じ期間に沿線の流山市の人口は5万人程度増加していますが、なかなか流山線の利用増加にはつながっていないようです。

今回は馬橋駅から小金城趾駅までを歩き、5000形「あかぎ号」などを撮影しました。
暑さでその先流山駅まで歩くのを断念しましたが、鰭ヶ崎駅から平和台駅までの間には複線分の線路用地がある区間もあり、211系が運行を始めたら再度訪問してみたいと思います。
YouTubeチャンネルの動画では、馬橋駅、小金城趾駅、流山駅と沿線から撮影した5000形「あかぎ号」を収録しています。
この記事とあわせてぜひご覧ください。
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