京阪電鉄大津線(京津線・石山坂本線)の800系、600形を撮影しています。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
京阪800系は1997年に登場した京都市営地下鉄東西線への直通に対応した車両です。
地下鉄への直通対応だけでなく、大津市内の併用軌道、京津線の最大61‰の急勾配にも対応したマルチな性能を持つ車両です。
下の画像は、京阪山科駅の御陵方面ホームから撮影しています。
エクステリアデザインは、京阪本線の7200系をベースにしています。
京津線は京都、滋賀間で山越えの急勾配を経由するので、追分駅のホームにも勾配がついています。
追分駅は滋賀県で最も西に位置する県境の駅です。
上と下の画像は、追分駅のびわ湖浜大津方面ホームから撮影しています。
京津線の山越え区間は、急勾配だけでなく急カーブもあちこちに存在しています。
下の画像は、大谷駅のびわ湖浜大津方面ホームから撮影しています。
地下鉄東西線からの直通列車に乗車すると、わずか30分程度の間に地下区間、山越え区間、路面区間と車窓が目まぐるしく変わるので、とても楽しい路線だと思います。
下の画像は、上栄町駅のびわ湖浜大津方面ホームから撮影しています。
上栄町を出ると終点のびわ湖浜大津駅まで、併用(路面)軌道上を走行します。
路面電車より大きい16.5m車体4両編成の列車が併用軌道を走行するのは特例として認められており、全国でも唯一の存在になっています。
終点のびわ湖浜大津駅には、交差点を90度右折して入線していきます。
びわ湖浜大津駅を発車する石山坂本線の600形(今年の大河ドラマ「光る君」のラッピング車両)を撮影しています。
600形は1984年に登場した車両で、当初は京津線でも運用されていましたが、1997年の京都市営地下鉄東西線への乗り入れ開始後は、石山坂本線のみで運用されています。
600形は大津線(京津線・石山坂本線)系統で初めて冷房装置を搭載した車両で、旅客サービス向上に大きく寄与しました。
600形はラッピングを施された車両が多く在籍しています。
上と下の画像は、大津市が舞台の小説「成瀬は天下を取りにいく」「成瀬は信じた道をいく」のラッピング車両です。
石場駅の石山寺方面ホームから撮影しています。
下の画像は、JR線と接続する石山駅を発車した石山寺行きの列車を撮影しています。
ラッピングのない600形は京阪本線の一般形車両と同じカラーリングですが、ラッピング車両の方を多く見かける印象です。
下の画像は、膳所本町駅の石山寺方面ホームから撮影しています。
京阪1000系 2200系 2400系 2600系 6000系の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
下の画像は京都市山科区にある京都橘大学のラッピング車両で、滋賀県内からも通いやすいことをPRしています。
大河ドラマ「光る君」のラッピング車両には、主役の吉高由里子さんが大きく描かれています。
ラッピングの由来は、紫式部が源氏物語を石山寺で起筆したことによるそうです(京阪電鉄プレスリリースより)。
今回の撮影は時間の制約があり、石山坂本線で運用されている700形を見ることができませんでした。
いずれ再訪して700形や他のラッピング車両を撮影したいと思っています。
YouTubeチャンネルでは、京津線の800系と石山坂本線の600形(ラッピング車両など)を収録しています。
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