名古屋鉄道(名鉄)の列車を撮影する 小牧線300系 上飯田線7000形

名古屋鉄道(名鉄)の小牧線で運用されている300系を撮影しています。

今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。

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名鉄300系は、2002年から導入が始まった小牧線用の車両です。

名鉄初めてのステンレス車両で4両編成8本が在籍し、小牧線と相互直通する名古屋市営地下鉄上飯田線で運用されています。

 

下の画像は、味鋺(あじま)駅の犬山方面ホーム(犬山側)から撮影しています。

味鋺駅は6両編成対応のホーム長を有しますが、小牧線の列車は4両編成のため、犬山側にゆとりがあり、撮影しやすくなっています。

味鋺駅

名鉄300系は他の名鉄通勤車両と異なり、20m級4ドアの車体になっています。

味鋺駅

味鋺駅の平安通側からは地下区間への入口が見えており、地上へ駆け上ってくる列車を撮影できます。

味鋺駅

他の名鉄通勤形のステンレス車はスカーレットの帯になっていますが、300系は地下鉄上飯田線のラインカラー、ピンクの帯を纏っています。

味鋺駅

下の画像は、味鋺駅の隣、味鋺(あじよし)駅の犬山方面ホーム(上飯田側)から撮影しています。

小牧線は約20kmの短い路線ですが、「味」の字がつく駅が3つもあります(味鋺、味美、味岡)。

味美駅

間内駅は小牧市と春日井市のほぼ境界上にある閑静な駅で、駅の東側には近江の戦国大名、浅井長政公の像が立っています。

なぜ近江の大名の像が尾張にあるのかと思いましたが、浅井氏の滅亡後側室の八重の方と息子の七郎公がこの地に移住した歴史があるとのことです。

下の画像は、間内駅の犬山方面ホーム(上飯田側)から撮影しています。

間内駅

日車式ブロック工法で20m級4ドアの車体は、同時期に製造されていた京王9000系とよく似ています。

下の画像は、間内駅の上飯田方面ホーム(犬山側)から撮影しています。

間内駅

下の画像は京王9000系(後期型)ですが、ドア窓の形状やUVカットガラスなども共通しています。

京王9000系

小牧口駅は掘割構造の駅で、平安通側は高架線に向かって列車が駆け上っていきます。

下の画像は、小牧口駅の犬山方面ホーム(犬山側)から撮影しています。

小牧口駅

小牧駅から北側は複線から単線に変わり、田県神社前駅、楽田駅、五郎丸信号場の3か所で行き違いが可能になっています。

下の画像は、楽田駅の犬山方面ホーム(上飯田側)から撮影しています。

楽田駅

名鉄小牧線では名古屋市営地下鉄上飯田線の7000形も運用されています。

2本のみの存在で車両使用料を相殺する観点から運用が限定されており、見かける機会は少なくなっています。

犬山駅

300系とは室内の配置、走行機器など共通する部分も多いですが、ビード付きのステンレス車体のため雰囲気が異なっています。

犬山駅

YouTubeチャンネルでは、味鋺駅、間内駅、小牧口駅などで撮影した300系と、犬山駅で撮影した上飯田線7000形の発着シーンを収録しています。

記事冒頭のリンクからぜひご覧ください。

 

名鉄9500系の動画は、下のリンクからご覧いただけます。

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阪急京都線の列車を撮影する 5500系 3300系

阪急京都線で運用されている古参車両、5300系と3300系を撮影しています。

今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。

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阪急5300系は1972年に登場した車両で先代の3300系に続き、大阪メトロ堺筋線への直通運転に対応しています。

 

下の画像は、南方駅の京都河原町方面ホーム(京都河原町側)から撮影しています。

南方駅

5300系と3300系は、阪急では少なくなってきたツーハンドル形のクラシックな運転台を装備しています。

5300系運転台

5300系や3300系が特急に充当されることはめったにありませんが、1300系などとともに、準急には多く運用されています。

西京極駅

上と下の画像は、西京極駅の京都河原町方面ホーム(京都河原町側)から撮影しています。

西京極駅

阪急3300系は1967年に登場し、堺筋線への乗り入れと1970年の大阪万博輸送のために短期間に大量建造された車両です。

西京極駅

堺筋線直通規格はそれまでの車両より100mm車体幅が広くなったため、神戸線・宝塚線への入線が不可能になりました。

高槻市駅

日中の高槻市駅では、大阪梅田、堺筋線天下茶屋方面からの当駅止まり普通列車が到着します。

高槻市駅

到着後すぐに折り返し線に入線するため、「回送」の表示を10分おきに見ることができます。

上と下の画像は、高槻市駅の大阪梅田方面ホーム(大阪梅田側)から撮影しています。

高槻市駅

下の画像は、長岡天神駅の京都河原町方面ホーム(京都河原町側)から撮影しています。

長岡天神駅

大阪梅田駅ホーム先端部(安全な広いホーム)から、折り返し準急京都河原町行きを撮影しています。

大阪梅田駅

下の画像は、淡路駅の大阪梅田方面ホーム(大阪梅田側)から撮影しています。

淡路駅付近は立体交差化工事が進んでおり、京急蒲田駅のような重層高架式の高架橋が姿を現しています。

淡路駅

隣に停車している7300系7300編成は、用途を失っていた2両増結車3本と、約15年間休車状態だった7851号車を組み合わせた7両編成で運用されており、注目されています。

茨木市駅

7300系7300Fの動画は、下のリンクからご覧いただけます。

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右隣に停車しているのは、1300系1313Fの2025年大阪万博のPRラッピング車両です。

3300系は来年まで残存すると、大阪万博輸送を2回経験することになります。

上と下の画像は、茨木市駅の大阪梅田方面ホーム(京都河原町側)から撮影しています。

茨木市駅

5300系トップナンバーの5300Fはリニューアルを受けた編成で、2022年には誕生50周年を記念したヘッドマークが取り付けられていました。

豊津駅〜関大前駅

ヘッドマークは前後でデザインが異なるものが取り付けられていました。

豊津駅〜関大前駅

リニューアル車はドアが交換されているほか、車内の壁(化粧板)が1300系などに近い、濃い色のものに変わっています。

リニューアル車の車内

従来車の車内

50周年記念ヘッドマークを掲出する5300系の動画は、下のリンクからご覧いただけます。

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5300系は2024年4月時点で94両が在籍し、1300系に次ぐ数を維持しており、まだまだ見かける機会は多いです。

下の画像は、十三駅の大阪梅田方面ホーム(京都河原町側)から撮影しています。

淡路駅

3300系は2024年4月時点で4本29両まで減少しています。

下の画像は、長岡天神駅の京都河原町方面ホーム(大阪梅田側)から撮影しています。

長岡天神駅

今後は新特急車の2300系が12編成導入され、既存の9300系が一般用に格下げされることが決まっており、3300系はもとより、5300系も急速に姿を減らすことが見込まれます。

YouTubeチャンネルでは、準急、普通列車で運用される5300系、3300系を西京極駅、長岡天神駅、茨木市駅などで撮影しています。

記事冒頭のリンクからぜひご覧ください。

 

PRiVACEを連結する新型2300系の動画は、下のリンクからご覧いただけます。

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京王電鉄の列車を撮影する 5000系

京王ライナーなどで活躍する京王電鉄の5000系を撮影しています。

今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。

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京王5000系は2017年から導入されている車両で、車内にはロングシートとクロスシートに転換可能なデュアルシートを装備しています。

クロスシート配置で座席指定列車「京王ライナー」に運用されるほか、ロングシートで一般の列車にも運用されています。

 

下の画像は、府中駅上りホームの京王八王子側から撮影しています。

府中駅

5738Fは2024年1月に導入された最新の編成で(2024年8月時点)、下の画像は、京王稲田堤駅上りホームの調布側から撮影しています。

京王稲田堤駅

5000系は都営新宿線への直通に対応しており、車番はすべて乗り入れ対応を示す30、80番台の数字が割り当てられています。

下の画像は、京王よみうりランド駅下りホームの調布側から撮影しています。

京王よみうりランド駅

相模原線方面に直通する区間急行、快速のほか、笹塚で折り返す各駅停車に充当されることもあります。

下の画像は、笹塚駅上りホームの新宿側から撮影しています。

笹塚駅

笹塚止まりの各駅停車が到着するとき、夕方下り京王ライナーに充当される5732Fの回送列車とすれ違いました。

笹塚駅

下の画像は、笹塚駅下りホームの京王八王子側から撮影した区間急行本八幡行きです。

笹塚駅

土休日には高尾山口に向かう座席指定列車「Mt. TAKAO号」も運行されています。

下の画像は、狭間駅下りホームの高尾山口側から撮影しています。

狭間駅

午後に運行される上り新宿行きの「Mt. TAKAO号」は、高尾山口だけでなく途中駅からも乗車が可能です(下り列車は明大前〜高尾山口ノンストップ)。

下の画像は、府中駅下りホームの新宿側から撮影しています。

府中駅

5000系は、日中の高尾山口系統の特急列車に使用される姿を多く見かけます。

北野駅

上と下の画像は、北野駅下りホームの京王八王子側から撮影しています。

北野駅

日中、都営新宿線方面から相模原線に直通する区間急行は、途中の京王多摩センター駅止まりになっています。

後続の特急(京王多摩センター駅から各駅停車)と接続することで、橋本方面に乗り継ぎが可能です。

下の画像は、京王多摩センター駅上りホームの調布側から撮影した当駅止まりの列車です。

京王多摩センター駅

高架化工事が進行中の千歳烏山駅上りホーム新宿側から撮影しています。

用地買収が進み既存の建物が解体され、少しずつですが高架橋の橋脚も立ち始めています。

千歳烏山駅

5000系は2024年度内にあと2本追加導入される予定で、その後の新車は新形式の2000系に移行します。

京王電鉄では2026年度までに分割編成を廃止する方針を表明しているため、編成の中間に先頭車を含む7000系などを見る機会は残り僅かになっています。

 

YouTubeチャンネルでは、特急、区間急行、京王ライナー、Mt. TAKAO号などで運用される5000系を収めた動画を投稿しています。

記事冒頭のリンクから、ぜひご覧ください。

 

京王7000系(初期型)、京王8000系(GTO-VVVF車)の動画は、下のリンクからご覧いただけます。

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北陸鉄道石川線の列車を撮影する 7000系 7700系

北陸鉄道石川線の7000系、7700系を撮影しています。

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北陸鉄道石川線は、石川県金沢市の野町駅と白山市の鶴来駅を結ぶ13.8kmの路線で、もと東急と京王の車両で運行されています。

 

下の画像は、馬替駅ホーム横の側道から撮影しています。

7000系(7200形)はもと東急7000系で、下記画像のように中間車に運転台を取り付けた車両と、もともと先頭車で貫通型の車両が存在します。

馬替駅

日中は2本のみが運用されているため、撮影時は貫通型の車両を見ることはできませんでした。

額住宅前駅付近

7000系は、もと東急の車両ですが下回りはJR、西武などの廃車発生品に取り替えられていて、走行音は変わっています。

新西金沢駅

7700系はもと京王井の頭線の3000系で1本のみが在籍しています。

下回りは7000系と仕様が揃えられていて、JRや西武の廃車発生品と取り替えられています。

馬替駅

交換されてしまった下回りと異なり、ベージュの化粧板やワインレッドのシートモケットなど、車内は京王時代の雰囲気が残っています。

7700形の車内

一部のドアは締切扱いになっています。

7700形の車内

特徴的なファンデリア(送風機)も京王時代のまま残っています。

7700形の車内

運転席後方妻面にはLED式の案内板が設置されています。

7700形の車内

IRいしかわ鉄道と接続する新西金沢駅付近は急なカーブになっていて、レールと台車が軋む音を響かせながら列車が発着します。

新西金沢駅

北陸鉄道浅野川線にももと京王3000系が在籍していますが、もと東京メトロの03系導入に伴い風前の灯となっています。

新西金沢駅

北陸鉄道石川線は今後の存続が危ぶまれていましたが、沿線自治体や石川県が列車運行にかかる費用を負担する「みなし上下分離方式」で存続することが決まりました。

あわせて新型車両の導入も計画されているため、7000系、7700系の活躍も残りわずかとなりそうです。

 

YouTubeチャンネルでは、新西金沢駅、馬替駅などの7000系、7700系発着シーンのほか、走行中の7700系室内を撮影した動画を収録しています。

記事冒頭のリンクからぜひご覧ください。

 

北陸鉄道浅野川線03系の動画は、下のリンクからご覧いただけます。

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箱根登山電車を撮影する 1000形 ベルニナ号 2000形 サン・モリッツ号


箱根登山電車の1000形「ベルニナ号」と2000形「サン・モリッツ号」を、2023、2024年の紫陽花シーズンに撮影しています。

今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。

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1000形「ベルニナ号」は、1981年から導入が始まった車両です。

2両編成2本が導入されましたが、現在は中間に2000形の中間車を挟んだ3両編成で運用されています。

 

下の画像は、宮ノ下駅の箱根湯本方面ホーム(強羅側)から撮影しています。

1001編成は姉妹提携を結んでいるスイス・レーティッシュ鉄道のベルニナ線カラーを纏っています。

宮ノ下駅

大平台駅から上大平台信号場へ登ってくる1000形を撮影しています。

上大平台信号場付近

下の画像は、宮ノ下駅の箱根湯本方面ホーム(箱根湯本側)から撮影しています。

宮ノ下駅

1003編成は、登場当時のカラーリングに戻っています。

大平台駅

彫刻の森駅から箱根湯本方向に向かう沿線にも紫陽花がたくさん咲いています。

彫刻の森駅付近

並行する道があるので撮影しやすくなっています。

彫刻の森駅付近

2000形「サン・モリッツ号」は、1989年に登場した車両で、2001編成は登場当時のカラーリング(小田急ロマンスカーHiSE色)を纏っています。

下の画像は、塔ノ沢駅の強羅方面ホーム(箱根湯本側)から撮影しています。

塔ノ沢駅

中間車を1000形に供出したため、現在は3000形を連結した3両編成になっています。

下の画像は、大平台駅の強羅方面ホームから撮影しています。

大平台駅

小涌谷駅で降り、遊歩道を10分ほど歩くと、2019年秋の台風で被災し復旧した蛇骨橋橋梁を見上げることができます。

蛇骨橋橋梁

2003編成は、3000形に準じたアレグラ号カラーになっています。

塔ノ沢駅

2003編成も中間車を1000形に供出したので3000形とペアを組んでいますが、塗装が共通なのでまとまりがあります。

宮ノ下駅

上と下の画像は、宮ノ下駅の箱根湯本方面ホーム(箱根湯本側)から撮影しています。

宮ノ下駅

 

下の画像は、上大平台信号場からトンネルを抜けて大平台駅へ下ってくる列車を撮影しています(本文2枚目画像の反対側)。

上大平台信号場付近

2005編成は、2000型で唯一登場当時の3両編成を組み、「氷河急行」のカラーリングを纏っています。

他の2000形中間車は、冷房化に大容量の電源が必要なため、1000形に組み込まれています。

塔ノ沢駅

塔ノ沢駅は麓の箱根湯本から1駅目ですが、隣接する深沢銭洗弁財天の水のせせらぎが聞こえ、レンガ造りのトンネルポータルなど趣のある駅になっています。

塔ノ沢駅

YouTubeチャンネルでは、ベストシーズンの紫陽花と登山電車を上大平台信号場付近、彫刻の森駅付近などで撮影しています。

記事冒頭のリンクからぜひご覧ください。

 

箱根登山電車3000形「アレグラ号」の動画は、下のリンクからご覧いただけます。

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箱根登山電車モハ1形 モハ2形の動画は、下のリンクからご覧いただけます。

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