阪急京都線で運用されている古参車両、5300系と3300系を撮影しています。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
阪急5300系は1972年に登場した車両で先代の3300系に続き、大阪メトロ堺筋線への直通運転に対応しています。
下の画像は、南方駅の京都河原町方面ホーム(京都河原町側)から撮影しています。
5300系と3300系は、阪急では少なくなってきたツーハンドル形のクラシックな運転台を装備しています。
5300系や3300系が特急に充当されることはめったにありませんが、1300系などとともに、準急には多く運用されています。
上と下の画像は、西京極駅の京都河原町方面ホーム(京都河原町側)から撮影しています。
阪急3300系は1967年に登場し、堺筋線への乗り入れと1970年の大阪万博輸送のために短期間に大量建造された車両です。
堺筋線直通規格はそれまでの車両より100mm車体幅が広くなったため、神戸線・宝塚線への入線が不可能になりました。
日中の高槻市駅では、大阪梅田、堺筋線天下茶屋方面からの当駅止まり普通列車が到着します。
到着後すぐに折り返し線に入線するため、「回送」の表示を10分おきに見ることができます。
上と下の画像は、高槻市駅の大阪梅田方面ホーム(大阪梅田側)から撮影しています。
下の画像は、長岡天神駅の京都河原町方面ホーム(京都河原町側)から撮影しています。
大阪梅田駅ホーム先端部(安全な広いホーム)から、折り返し準急京都河原町行きを撮影しています。
下の画像は、淡路駅の大阪梅田方面ホーム(大阪梅田側)から撮影しています。
淡路駅付近は立体交差化工事が進んでおり、京急蒲田駅のような重層高架式の高架橋が姿を現しています。
隣に停車している7300系7300編成は、用途を失っていた2両増結車3本と、約15年間休車状態だった7851号車を組み合わせた7両編成で運用されており、注目されています。
7300系7300Fの動画は、下のリンクからご覧いただけます。
右隣に停車しているのは、1300系1313Fの2025年大阪万博のPRラッピング車両です。
3300系は来年まで残存すると、大阪万博輸送を2回経験することになります。
上と下の画像は、茨木市駅の大阪梅田方面ホーム(京都河原町側)から撮影しています。
5300系トップナンバーの5300Fはリニューアルを受けた編成で、2022年には誕生50周年を記念したヘッドマークが取り付けられていました。
ヘッドマークは前後でデザインが異なるものが取り付けられていました。
リニューアル車はドアが交換されているほか、車内の壁(化粧板)が1300系などに近い、濃い色のものに変わっています。
50周年記念ヘッドマークを掲出する5300系の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
5300系は2024年4月時点で94両が在籍し、1300系に次ぐ数を維持しており、まだまだ見かける機会は多いです。
下の画像は、十三駅の大阪梅田方面ホーム(京都河原町側)から撮影しています。
3300系は2024年4月時点で4本29両まで減少しています。
下の画像は、長岡天神駅の京都河原町方面ホーム(大阪梅田側)から撮影しています。
今後は新特急車の2300系が12編成導入され、既存の9300系が一般用に格下げされることが決まっており、3300系はもとより、5300系も急速に姿を減らすことが見込まれます。
YouTubeチャンネルでは、準急、普通列車で運用される5300系、3300系を西京極駅、長岡天神駅、茨木市駅などで撮影しています。
記事冒頭のリンクからぜひご覧ください。
PRiVACEを連結する新型2300系の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
のんてつ nonbiri train geek のYouTubeチャンネルは、下のリンクからお越しください。