大手私鉄の8000系総集編【その3】阪急・相鉄・京王・南海編

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この記事は【その2】の続きです。

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今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。

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1990年代に登場した車両

1990年代生まれのトップバッターとして取り上げるのは、阪急8000系、8300系です。

運行開始は1989年のため、前回記事に含めてもよかったのですが、VVVF制御やアルミ車体など、他の1990年代車両との共通項が多いので今回記事に入れています。

山本駅

神戸、宝塚、京都の各線には8000系導入当時の「Hマーク」を復刻したメモリアル編成が1本ずつ運行されています。

山本駅

8000系の京都線バージョンが8300系で、搭載する電装品のメーカーや車体の寸法などが8000系と異なっています。

高槻市駅

1993年以降に導入された車両から、前面形状が「くの字」形に変わっています。

高槻市駅

最近のトピックとして、10両編成列車の廃止に伴い余剰となった2両編成を3本連結した「ブツ6」編成が今津線で運行を開始しています。

甲東園駅

西宮北口側の2両は車内の座席を収納可能としたマイナーチェンジ車の8200系で、編成の前後で前面のフォルムが異なっています。

朝の10両編成列車がなくなったのは残念ですが、これまで朝のみの運用に限られていた8200系を日中も見られるようになったのはうれしいところです。

逆瀬川駅

阪急8200系 今津線 8000系 神戸線 箕面線 GTO VVVFの動画は、下のリンクからご覧いただけます。

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次に取り上げるのは、1990年に登場した相鉄8000系です。

西谷駅

8000系は日立製作所製のアルミ車で、1993年から導入された東急車輛製の9000系と並行して導入されています。

相鉄9000系

すでに一部の編成が廃車になっているほか、現存する編成は電装品がIGBT-VVVFにリニューアルされています。

瀬谷駅

8709編成は8000系で唯一"YOKOHAMA NAVYBLUE"カラーに変更されていますが、他編成には波及していません。

瀬谷駅

"YOKOHAMA NAVYBLUE"のカラーリングは日の当たり方で印象が変わり、ひなたではメタリックのように見えるのに対し、日陰では深く黒い色合いに見えます。

相鉄車両の伝統の一つだった外側にディスクブレーキが見える台車は、8000系と9000系のみに残っています。

いずみ野駅

相鉄9000系 8000系 YOKOHAMA NAVY BLUEの動画は、下のリンクからご覧いただけます。

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次に取り上げるのは、1992年に登場した京王8000系で、8両編成と10両編成が存在し、京王線の特急から各停まで幅広く運用されています。

百草園駅

最初に導入されたのは6両編成と4両編成で、双方を連結した10両編成で運用されていました。

2013年から実施されたリニューアルにより中間に組み込まれた運転台は撤去され、現在は10両固定編成となっています。

北野駅

2013年から始まった機器更新工事では、10両編成には日立製、8両編成には東芝製の機器が採用され、両者で走行音が変わっています。

平山城址公園駅

次世代の9000系のリニューアルが始まったことから、8000系の機器更新がストップするのかと思いましたが、今年度に入り8711編成が工事を終えています。

京王9000系

8711編成の機器更新により、GTO-VVVFのままで残るのは、「高尾山トレイン」の8713編成と通常色の8714編成の10両編成2本のみとなっています。

府中駅

京王8000系 機器未更新 GTO-VVVF車の動画は、下のリンクからご覧いただけます。

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2000年代に登場した車両

大手私鉄の8000系の中で最も新しいのは、2007年に登場した南海8000系です。

紀ノ川駅

なお、南海で8000系を名乗る車両は2代目で、初代は1975年に登場した電機子チョッパ制御試験車の8000系と界磁チョッパ制御の量産車8200系が存在しました。

近年に実施された電装品などのリニューアルにより、両者は車体が類似している6200系に編入されています。

南海6200系(もと8200系)

導入時から一貫して南海本線で使用されてきましたが、昨年から一部が高野線に移動しています。

天下茶屋駅

南海本線に残った車両は座席指定車の12000系と連結した8両編成で特急「サザン」にも使用されています。

天下茶屋駅

2015年からは製造メーカーが近畿車輛に変わったことにより、8300系に移行して現在まで導入が続いています。

天下茶屋駅

今回取り上げた車両はいずれも、アルミもしくは軽量ステンレス車体を採用しており、電装品もすべての車両がVVVF制御となっています。

車体の耐久性が上がったため、バリアフリーや電装品をリニューアルすることで、現在の新車と遜色ないサービス、性能が実現できる世代という印象です。

阪急、京王、南海の車両は当面運用が続きそうですが、相鉄の8000系は将来が不透明です。

相鉄では2030年をメドに"YOKOHAMA NAVYBLUE"カラーに統一する方針で、8000系の塗装変更が拡大しない場合は、置き換えの対象となりそうです。

次回記事【その4】では、全体を振り返り、各社の形式付与のルールなどにも触れてみたいと思います。

 

昨年は、形式に「7」が入る車両を36種類集めて、YouTube動画にまとめていますので、こちらもご覧下さい。

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