大手私鉄の8000系総集編【その2】東京メトロ・小田急(西武)・阪神・京阪編

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この記事は【その1】の続きです。

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今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。

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1980年代に登場した車両

東武、近鉄に続いて取り上げるのは、東京メトロ半蔵門線の8000系です。

地下鉄半蔵門線開業の3年後にあたる1981年に登場し、10両編成化や更新工事を経て現在まで運用が続いています。

東武動物公園駅

先に登場した千代田線用の6000系や有楽町線用の7000系に準じた車体を持ち、現在では一般的になっているボルスタレス台車を営業用で初めて採用した形式です。

千代田線6000系

導入当時は今や絶滅寸前の電機子チョッパ制御でしたが、2004年から施工されたB修工事により、VVVFインバータ制御に変わっています。

せんげん台駅

8000系の初期車は6、8両編成で登場し、段階的に10両編成化されています。

梶が谷駅

最後まで残った01〜07編成の10両編成化のために製造された6次車(中間車のみ)は、当時導入が進んでいた東西線用の05系に準じた仕様で、車体構造や窓の高さなどが隣の車両と異なっています。

藤が丘駅

8000系の置き換えはしばらく止まっていましたが、18000系2次車の導入により今年から廃車が再開しており、鷺沼駅ホームから8000系を見られるのはそう長くはなさそうです。

鷺沼駅

続いて取り上げるのは1982年に登場した小田急8000形です。

次の世代の1000形からはステンレス車体に移行したため、現在ではアイボリーホワイトの塗装が施された最後の車両となっています。

伊勢原駅

4両編成と6両編成があり、これを組み合わせた10両編成で使用されるほか、6両編成は単独で小田原線の急行や江ノ島線などの各駅停車にも使用されています。

鶴巻温泉駅

2002年度から施工された大規模な更新工事により、一部を除いてVVVFインバータ制御化されています。

経堂駅

小田急8000形の動画は、下のリンクからご覧いただけます。

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快速急行から各駅停車まで幅広く運用されてきましたが、後継の5000形の登場により置き換えが進み、約半数が廃車になっています。

小田急5000形

車体と下回りの大規模なリニューアルを受けていたこともあって、西武鉄道に移籍し、8000系として使用され続けることになりました。

国分寺駅

まだ1本のみの存在で、黄色の西武2000系との組み合わせは新鮮です。

小川駅

西武8000系が運用される西武国分寺線が乗り入れる東村山駅は立体化工事が進行中で、先日新宿線の下りが高架ホームに切り替わりました。

来年度には国分寺線ホームも高架に切り替わる予定で、西武8000系が地上ホームに乗り入れるのは、わずかな期間となりそうです。

東村山駅

西武8000系 国分寺線 サステナ車両の動画は、下のリンクからご覧いただけます。

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続いて取り上げるのは1984年に登場した阪神8000系です。

阪神で最多数を占める車両で、阪神本線の特急・急行のほか、山陽電鉄にも乗り入れています。

甲子園駅

1996年まで12年にわたって導入が続いたため、前面デザイン、エアコン、車体側面窓の形状などの形態差が存在します。

下の写真は、キノコ型のエアコンを搭載した「タイプⅡ」に区分される車両です。

山陽須磨駅

「タイプⅢ」に区分される車両からは、屋根上のエアコンの形状が変わっています。

山陽垂水駅

2002年から施工されたリニューアル工事により、9300系に準じたオレンジとホワイトのカラーリングに変わっています。

9300系

阪神本線開業120周年記念事業の一環で、車体のカラーリングはオリジナルの「赤胴車」に戻されることになりました。

3〜4年程度の期間を経て、すべての車両が「赤胴車」化され、オレンジのカラーリングは見納めとなります。

千船駅

赤胴車化された8239編成は、車体側面の窓が大型化された「タイプⅣ」に区分される車両です。

野田駅

阪神8000系 赤胴車 プレストオレンジの動画は、下のリンクからご覧いただけます。

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本日最後に取り上げるのは、1989年に登場した京阪8000系です。

導入から30年以上が経過しましたが、カラーリングの変更やダブルデッカー車、プレミアムカーの組み込みなどを経て、現在も特急用車両として運用が続いています。

丹波橋駅

現在開催中の大阪万博をPRする車両は各社に存在しますが、京阪のものはプレミアムカー以外の車両全てをフルラッピングしていて、迫力があります。

中書島駅

新幹線やJRの特急を除く京阪間の列車で座席指定サービスを始めたのは京阪が最初で、その後JRの新快速や阪急京都線の特急にも波及しています。

中書島駅

有料のプレミアムカーだけでなく、通常運賃のみで乗車できるダブルデッカー車も連結されており、乗る楽しみの大きい列車という印象です。

中書島駅

京阪では13000系の導入により、旧型の2200系など置き換えが進んでいます。

中書島駅

競合する阪急京都線では新型2300系の運行が始まっており、旧型車両の置き換えが一段落した暁には、いよいよ新型特急車両の導入があるでしょうか?

その場合これまでのように2ドアが維持されるのか、阪急のように3ドアに変更されるのか、今後の動向を楽しみに待ちたいと思います。

丹波橋駅

京阪8000系 3000系の動画は、下のリンクからご覧いただけます。

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以上、東京メトロ、小田急(西武)、阪神、京阪の8000系(形)を取り上げました。

この世代の特徴として、チョッパ制御などにより回生ブレーキを装備した「省エネ」車両の第一世代ということが挙げられます。

またアルミ車体(東京メトロ8000系)やステンレス車体(既に消滅済みの東急8000系)の採用例も出てきている世代です。

車体の長さやドア数などの規格が現在と変わらないため、電装品のVVVF化などのリニューアルを受けて、長期にわたり主力として運用され続けている点も共通しています。

いずれも車齢30年を超えてきており、各社でも古参の車両となりつつあるため、今後数は減っていくものと思いますが、一部を除きもうしばらくは活躍を見ることができそうです。

なお、導入年では阪急8000系・8300系も1989年となりますが、VVVF車ということで、次回の1990年代の車両として取り上げます。

次回記事【その3】に続きます。

 

昨年は、形式に「7」が入る車両を36種類集めて、YouTube動画にまとめていますので、こちらもご覧下さい。

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