
自動運転(ワンマン運転)の実証試験に使用するために改修された京王1000系の1729編成と1728編成で撮影しています。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
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京王1000系は1995年に登場した形式で5両編成29本が在籍し、井の頭線の全列車が1000系で運行されています。

形態的にはビードプレス車体を持ち、すでにリニューアルを終えた初期型のタイプと、先頭部の表示器の形状が変わり、ビードのない車体になった1721編成以降の後期型の2種類が存在します。

後期型のうち、ライトブルーの1728編成に自動運転装置が搭載され、実証試験が始まっています。

2本目の自動運転装置搭載車となったのはレインボーカラーの1729編成で、7月9日から運用に復帰しています。

見た目上の変化では、先頭部の窓下にブルーのストライプが追加され、貫通路上にあった車両番号が運転士窓右上に移設されています。

1729編成はレインボーカラーに変更されたときにストライプが追加されていたので、車両番号の移設のみです。

乗務員室ドア横のスペースには、「1000」と描かれたイラストが追加されています。

1000の数字を囲むリボンは井の頭線の「井」の字をイメージしているそうです。

このほか、号車番号や優先席スペースを示すステッカーの位置が少し下に移動しています。

神田川やハチ公などの井の頭線沿線の名所が描かれている1729編成のステッカーは特に変化ありません。

車内ではドア上のモニターが多言語に対応したものに更新されています。

更新前はネイビーとピンクの京王カラーが使われていましたが、更新後は他社でもよく見かけるタイプに変わっています。

リニューアルが始まったほぼ同世代の京王9000系とは異なり、ドアの交換や座席のリニューアルなどは実施されていません。

京王9000系 サンリオラッピング 9731編成 リニューアル車の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
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なお、自動運転の実証試験は回送列車で実施されており、通常運行ではこれまでと同様に運転士と車掌が乗務しています。

5月に発表された京王グループの中期経営計画によると、井の頭線の自動運転は2020年代後半に開始する予定となっており、今後も自動運転設備搭載の改造工事が継続する見通しです。

車両の改修とあわせ、ホームドアの整備が京王線よりも先行して進んでおり、2027年度予定の明大前駅を最後に全駅の設置が完了する予定になっています。

今年度は駒場東大前、池ノ上、東松原、永福町、浜田山、高井戸、富士見ヶ丘の各駅にホームドアが設置される予定になっています。

今後の展開としては初期型の編成に自動運転対応工事が施工されるのかに注目しています。
初期型の編成は2020年代末には経年30年が経過するものの、数年前にリニューアルを受けたばかりなので引き続き運行されることを願っています。
YouTubeチャンネルの動画では、永福町駅、新代田駅、三鷹台駅、井の頭公園駅などで撮影した京王1000系の1729・1728編成を収録しています。
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