
台湾・彰化駅にある扇形機関庫と展示されている機関車などを撮影しています。
台湾の特急列車、普通列車、地下鉄、LRTなどの列車は、次の動画でご覧いただけます。
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彰化駅の扇形機関庫は台湾中部の都市、彰化市にあるため、台北駅から高鐵(新幹線)と台鐵(在来線)を乗り継いで向かいます。
下車する台中駅までの所要時間は速達タイプで50分程度、各駅停車タイプで1時間程度です。

新幹線は台中駅で下車し、接続する新烏日駅から在来線に乗り換えます。
なお、新幹線にも彰化駅がありますが、市内よりもかなり南部に位置し、在来線とも接続していないため、台中駅の利用が便利です。

彰化駅までは区間車(普通列車)で2駅、15分ほどで到着します。
下の写真はいずれも普通列車用の車両で、左のEMU800型と右のEMU700型は日本製の車両です。

台鐵 EMU800型 EMU900型 區間車の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
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台湾の在来線では新幹線の開業後も多くの在来線特急が運行されており、下の写真はプッシュプル方式のE1000型「自強号」です。

E1000型に代わり数を増やしているのが日立製作所製の新型車両EMU3000型「新自強号」です。
JR九州の885系と似た印象ですが、振り子機能はありません。

台鐵 TEMU2000型 普悠瑪號 TEMU3000型 新自強號の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
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扇形機関庫までは彰化駅から徒歩で10分程度かかります。

途中には順路を示す看板があり、中国語でも日本と同じ「扇形」と呼ばれています。

彰化駅の扇形機関庫(彰化扇形庫)は、日本統治時代の1922年に建てられたもので、今も現役で使用されています。
現役の機関庫ですが、敷地内に入って機関車などを間近に観察することができます。

彰化駅 扇形機関庫
DHL100型(下左)は入替え用の液体式ディーゼル機関車で、日本の新潟トランシスが製造したものです(組み立ては台湾で実施)。

DHL100型 R100型
R100型は1970年から導入された電気式のディーゼル機関車です。
幹線用の大型機でアメリカのEMDが製造し、急行列車「莒光號」のほか、貨物列車のけん引などに使用されています。

CK124号機(CK120型)は1936年に日本車輌で製造された蒸気機関車で、国鉄C12形の同型機です。
動態保存されており、近年も臨時列車で走行した実績があるようです。

R20型は1960年から1965年にかけて導入された台湾初の電気式ディーゼル機関車で、R40号機は「海軍藍」色の特別塗装となっています。

彰化駅の扇形機関庫ではターンテーブル(転車台)も現役で使用されています。

ターンテーブルの奥は本線とつながっており、標準色のR20型機関車が入ってきました。

ターンテーブルの横には小さな展望台のような施設があり、入線する機関車を眺められるようになっています。

R20型機関車はいったんターンテーブルの中央で停車します。

ターンテーブルが移動した後、ゆっくりと機関庫に移動します。

現役の機関庫でいつ車両の移動があるかわからないので、貴重なシーンを撮影できました。

EMU800型が走行する本線とターンテーブルの間には、保存車両が留置されています。

朽ち果てていますが、R71の車号が読み取れるので、ターンテーブルに入線したR20型と同型のようです。

バス窓タイプの車両は台湾東部の路線などで使用されていたDR2000型ディーゼルカーで、台湾の鉄道ファンからは「ドラえもん」と呼ばれているそうです。
青の車体に細帯なので、国鉄の12系客車のような印象ですが、もともとナローゲージの車両なので、一回りコンパクトです。

S300型は1966年から導入された小型のディーゼル機関車で、保存機かと思いましたが、下写真のS318号機のみ現役で使用されているようです。

以上、台湾・彰化駅の扇形機関庫と留置されていたディーゼル機関車などを取り上げました。
現役の車庫に立ち入ることができ、ターンテーブルや機関車を間近に観察できる貴重な場所となっています(入場料不要、氏名の記入のみ必要)。
台北市内から新幹線と在来線を乗り継いで2時間程度とアクセスも容易で、彰化駅などでの列車撮影を組み合わせても十分日帰り可能です。
次回は台中、高雄などにある保存車両を取り上げます。
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