
京王線の8000系のうち、8両編成のリニューアル車を撮影しています。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
▼クリックして再生

京王8000系は1992年に登場した車両で、現在は10両編成と8両編成をあわせて244両が在籍し、特急から各駅停車まで幅広く運用されています。

最初に導入されたのは6両編成と4両編成で、双方を連結した10両編成で運用されていました。
導入当初は土休日に高幡不動駅で分割・併合する列車があったため、中間に組み込まれる運転台が活用されていました。

2013年から実施されたリニューアルにより中間に組み込まれた運転台は撤去され、現在は10両固定編成となっています。
下の画像の左側の車両の連結部がかつて運転台だった部分で、現在は通常の客室となっています。

京王8000系 機器未更新 GTO-VVVF車の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
▼クリックして再生

10両編成に続いて導入されたのが8両編成です。
導入当初は新設された相模原線の特急に使用されましたが、現在は各駅停車中心の運用となっています。

10両編成に続いて施工されたリニューアルにより電装品が更新され、日立製から東芝製のVVVF装置とPMSM(主電動機)に変わっています。

10両編成のように中間運転台が入っていなかったため、見た目上の変化は側面ドアの交換程度に留まっています。

1999年に導入された最終製造の8732編成と8733編成は、台車がボルスタレス台車に変わっています。

8732編成と8733編成で採用されたボルスタレス台車は9000系で本格採用され、最新鋭の5000系まで継続して採用されています。

8両編成のうち、8730編成のみ電装品が日立製のIGBT-VVVF装置を搭載しており、他編成と走行音が異なります。
8000系の機器更新に先立ち8729編成(東芝製の機器)と8730編成(日立製の機器)で比較試験を行ったことによるもので、試験終了後もそのまま継続使用されています。

なお、比較試験の結果、10両編成には日立製の機器、8両編成には東芝製の機器が採用されたため、現在は双方の走行音が異なっています。

8730編成は最後までリニューアルを受けていませんでしたが、2024年8月に工事を施工されたため、京王特有のドア形状など原型の姿を残す8000系は消滅しています。
8000系原型のドアは窓ガラスが角張った京王独特の形状でしたが、現在は一般的な形状の段差の少ないものに交換されています。

化粧板はクリーム色、座席のモケットはピンク色で温かみを感じる組み合わせでしたが、更新後は白色の化粧板とグリーンのモケットで爽やかな印象に変わっています。

以上、東芝製の機器を搭載する8両編成の8000系と日立製の機器を搭載する異端車の8730編成を取り上げました。
8000系の8両編成は既に全編成のリニューアルが完了していますが、同じように各駅停車中心に運用されている9000系の8両編成はリニューアルの予定がないことが発表されました。

京王9000系 9731編成 リニューアル車 フルSiC VVVF PMSMの動画は、下のリンクからご覧いただけます。
▼クリックして再生

経年は9000系よりも古いものの電装品は新しい8000系8両編成の方が長く運用される可能性もありそうです。

のんてつ nonbiri train geek のYouTubeチャンネルは、下のリンクからお越しください。
のんてつ nonbiri train geek - YouTube
鉄道に関するニュース、車両トピックス、ブログなどを掲載するサイト
ブログランキングに参加しています
