阪急京都線で運用されている7300系を撮影しています。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
阪急7300系は1982年に登場した車両で主に8両編成を組み、京都線と千里線、地下鉄堺筋線直通の運用に就いています。
2008年からはリニューアル工事が行われており、車体のフォルムや走行機器にバリエーションが生じています。
2014年にリニューアルを受けた車両から走行機器がVVVF化され、前面の車号が右窓下に移設されたほか、貫通路の窓が拡大されています。
下の画像は、茨木駅の大阪梅田方面ホーム(京都河原町側)から撮影しています。
側面の客用ドアも下方に拡大されていますが、同様にリニューアルが行われている8300系ではもとの大きさのままになっているのが面白いです。
下の画像は、西京極駅の京都河原町方面ホーム(京都河原町側)から撮影しています。
リニューアルを受けた8300系は走行機器がVVVF化されたほか、行き先や種別の表示器がLEDに変わってるところが外観上のポイントです。
淡路駅は3階が上りホーム、4階が下りホームとなる重層構造の高架化工事が進捗中です。
下の画像は、淡路駅の京都河原町方面ホーム(京都河原町側)から撮影しています。
ホームの梅田側は左から堺筋線方面からの列車、右は大阪梅田方面からの列車が同時進入するシーンが見られます。
高架化の完成予定は今のところ2032年頃の予定のため、下記画像の右側から進入する3300系はその前に引退となりそうです。
阪急京都線の特急列車(朝夕の準特急、通勤特急含む)は9300系、2300系の運用がメインですが、7300系も使用されています。
下の画像は、十三駅の京都河原町方面ホーム(京都河原町側)から撮影しています。
近い将来、特急列車は座席指定車のPRiVACEを連結した2300系に統一される予定のため、7300系の特急列車はまもなく見納めとなります。
7300系の2両編成のうち、2本は8300系の6両とペアで8両編成を組んでいます。
下の画像は、西向日駅の京都河原町方面ホーム(大阪梅田側)から撮影しています。
7325編成の7955号車は中間車化され運転台が撤去されたことから、車端部に小窓が2つ並ぶ独特の窓配置になっています。
大阪梅田側が7300系、京都河原町側が8300系のため、前後で顔が変わっています。
最初にリニューアルを受けた7320編成は走行機器はオリジナルのまま、前面の窓が大きく拡大されたフォルムになっています。
下の画像は、長岡天神駅の京都河原町方面ホーム(大阪梅田側)から撮影しています。
前面のフォルムは9300系などに似て、行き先や種別表示器もLEDになっています。
リニューアルが行われておらず原型のままのスタイルを残す車両は、下記画像の7323編成など残りわずかとなっています。
下の画像は、高槻市駅の大阪梅田方面ホーム(大阪梅田側)から撮影しています。
下記画像の7300編成は用途を失っていた2両増結車3本と、15年以上休車状態だった7851号車を組み合わせた7両編成で運用に復帰しました。
今後7300編成にもリニューアル工事が施工されるのか、その場合は中間の運転台(4か所)はどうなるのか、注目しています。
阪急7300編成の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
7300系ではないですが、同世代の神戸・宝塚線用形式の7000系7006編成は和モダン列車の「京とれいん雅楽」に改造され、京都線で運用されています。
淡路駅(大阪)〜桂駅(京都)の間ノンストップのため、撮影の難易度が高めですが、いずれ追いかけてみたいと思います。
7300系の初期車は1982年の登場から40年を超えており、関東の大手私鉄の同世代車両では引退が始まっている車両も見られます。
阪急京都線ではより古い3300系や5300系が多数残存しており、走行機器を含むリニューアルで新車並みに生まれ変わっていることから、当面活躍する姿が見られそうです。
YouTubeチャンネルでは、淡路駅、高槻市駅、西京極駅、西向日駅などで撮影した7300系を収録しています。
記事冒頭のリンクからぜひご覧ください。
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