JR西日本の207系をJR宝塚線・JR神戸線・JR京都線で撮影しています。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
207系は、1991年から2003年にかけて導入されたJR西日本の通勤形電車です。
次の世代の321系とともに、JR宝塚線・JR神戸線・JR京都線・JR東西線・学研都市線などで運用されています。
207系は旧国鉄の時代から103系・201系などが運用されていた線区に導入されているので、4ドア車になっています。
下の画像は、新大阪駅の京都方面ホーム(京都側)から撮影しています。
大阪環状線などに導入された323系は先代の201系が4ドアだったのに対し、3ドアの車両が導入され快速用の221系などとドア位置が揃っています。
221系は大和路線の奈良方面から大阪環状線に乗り入れています。
先頭部は弧を描いたようなフォルムで、中央が膨らんでいます。
下の画像は、新大阪駅の大阪方面ホーム(大阪側)から撮影しています。
2014年からは体質改善工事が施工されています。
見た目上では行先表示器が白色LEDに変わったほか、前照灯がHID式のランプになっています。
先頭部のカラーリングもネイビーが多めの321系に準じたものに変わっています。
JR宝塚線(福知山線)の伊丹駅は、並行する阪急伊丹線の伊丹駅とは徒歩10分程度離れています。
JR移行前の福知山線は単線非電化で運転本数も少なく、阪急に比べると利便性に劣っていましたが、現在は大阪都心部に直通するJRの方が優位に立っています(阪急は塚口駅止まり)。
下の画像は、伊丹駅の新三田方面ホームから撮影しています。
宝塚駅はJR宝塚線の中で最も利用者数が多い駅で、大阪方面からの普通列車の大半が当駅で折り返しています。
この駅も並行する阪急宝塚線と競合していますが、大阪都心部への所要時間はJRの方が10分ほど早く到着します(日中時間帯の快速と阪急の急行で比較)。
207系は国鉄・JRの通勤型電車で初めて裾絞りのある車幅2,950mmの車体になっています。
上と下の画像は、宝塚駅の新三田方面ホーム(新三田側)から撮影しています。
裾絞りのある車体は、JR東日本のE233系など他社でも一般的な仕様になっています。
尼崎駅は、JR宝塚線・JR神戸線・JR京都線・JR東西線それぞれの方向に向かう列車の結節点になっています。
先頭車の折り畳まれているパンタグラフは剛体架線を使用しているJR東西線通過時に使用され、尼崎駅、京橋駅でパンタグラフの昇降を行っています。
上と下の画像は、尼崎駅の4番線ホーム(大阪側)から撮影しています。
前面貫通路上の種別幕の色は、JR宝塚線がイエロー、JR神戸線・JR京都線がブルー、学研都市線がピンクなどに区分されています。
下の画像は、新大阪駅の京都方面ホームから撮影しています。
207系は体質改善工事が進行中のため当面は今の状況が続くと思います。
将来、後継車両が導入される際に引き続き4ドアになるのか、他線のように3ドアに変わるのか、楽しみにして待ちたいと思います。
YouTubeチャンネルでは、新大阪駅、塚口駅、宝塚駅、尼崎駅などで撮影した207系の出発・到着シーンなどを収録しています。
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