京王電鉄車両総集編 1000系 5000系 7000系 8000系 9000系 都営10-300形【その2】

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この記事は【その1】の続きです。

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2024年10月時点で京王線・井の頭線で運用されている車両と、相互直通相手の都営新宿線の車両を撮影しています。

同じ形式でも見た目などに違いがある車両や、ラッピング車両も盛り込んでいます。

今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。

youtu.be

京王線 8000系 リニューアル(東芝PMSM)車

8000系に実施されているリニューアルでは、10両編成と8両編成で走行機器に別のメーカーのものが採用されています。

10両編成が日立製に対し、8両編成は東芝製の機器(永久磁石同期電動機、PMSM)が採用されているため、走行音が異なっています(8730Fを除く)。

柴崎駅

下の画像の8733Fは8000系の最終増備車で、台車が9000系などと同じボルスタレス台車に変わっています。

平山城址公園駅

井の頭線 1000系 前期型

井の頭線の1000系は1996年から導入された車両で、モデルチェンジは先代の3000系から約30年ぶりのことでした。

3000系は18m級3ドアの車体でしたが、1000系は20m級4ドアの車体に変わっています。

井の頭公園駅

2008年以降に製造された車両は、ステンレス車体のビードがなくなり、先頭部の表示器やドアの形状が変わっています。

三鷹台駅(後期型)

3000系から採用された先頭部のレインボカラー(7色)が継承されています。

車体では側面ドア横の戸袋窓が廃止され、8000系最終増備車に続きボルスタレス台車が本格採用されています。

三鷹台駅

京王線 9000系 後期型

2000年から導入された9000系のうち、後期に製造された車両は10両貫通編成を組み、都営地下鉄新宿線への直通をメインに運用されています。

稲城駅

トップナンバーの9731Fはサンリオのフルラッピングが施されていましたが、2024年8月末でいったん終了となりました。

9731Fは走行機器の更新のため、若葉台工場に入場しています。

北野駅

9000系の前期型は8両編成で、全面の貫通路、側面のドア形状などが変わっています。

狭間駅(前期型)

京王9000系後期型の動画は、下のリンクからご覧いただけます。

youtu.be

都営新宿線 10-300形 後期型

都営地下鉄新宿線から京王線に乗り入れる10-300形はJR東日本のE231系をベースにした前期型とE233系をベースにした後期型の2種類が存在します。

稲城駅

後期型のうち3次車の3本のみ、窓下のストライプがブルーのみで、4次車以降はライトグリーンが追加されています。

京王稲田堤駅

E231系ベースの前期型は10両編成化された4本のみが残っています。

明大前駅(前期型)

京王線 8000系 リニューアル(日立IGBT-VVVF)車

8000系のリニューアルは中間運転台の撤去や室内のリニューアルからスタートしましたが、2016年から走行機器の更新もメニューに追加されています。

北野駅

10両編成は当時休日の特急が高幡不動で高尾山口方面と京王八王子方面に分割・併合されていたことから4両と6両に分割可能な構成となっていました。

その後分割運用がなくなったことから、中間運転台を撤去し客室化する工事が行われています。

撤去された中間運転台

京王線 7000系 前期型

1984年から導入された7000系の前期型はコルゲート車体の軽量ステンレス車両です。

府中駅

コルゲート車体の軽量ステンレス車は他に、東武9000系などがあります。

東武9000系

京王7000系や東武9000系など、コルゲート車体の軽量ステンレス車体の車両は、下記の動画でご覧いただけます。

youtu.be

京王電鉄では2026年度までに分割編成を廃止する方針を表明しています。

今年度に予定されている5000系の追加導入や2026年からの新形式2000系導入により、4両、6両編成から順に引退が進んでいくと思われます。

北野駅

10両貫通編成を組む3本が廃車される優先順位は低いと思いますが、より新しいビードプレス車体の車両からも廃車が発生しているため、予断を許しません。

明大前駅

京王線 5000系

2017年から導入された5000系は、クロスシートとロングシートを切り替え可能な座席を持ち、座席指定列車「京王ライナー」や「Mt.Takao号」で運用されています。

千歳烏山駅

5000系は2024年度内にあと2本追加導入される予定で、その後の新車は新形式の2000系に移行します。

府中駅

前回記事【その1】に続き、2024年10月時点で京王線・井の頭線で運用されている車両と、相互直通相手の都営新宿線の車両をご紹介しました。

 

近々9000系の9731Fの走行機器更新が終わり新しい形態が誕生します。

2026年以降は新形式2000系が導入され、引退が近づいている7000系との共演が見られそうです。

また、9000系と同世代の井の頭線1000系後期型もそろそろリニューアルの時期かもしれません。

しばらくはバリエーション豊かな京王線・井の頭線の車両が見られそうです。

 

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