この記事は前回の続きです。
富士急行線の8000系「フジサン特急」、6000系「トーマスランド20周年記念号」「リサとガスパールトレイン」、8500系「富士山ビュー特急」などを撮影しています。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
8000系「フジサン特急」
8000系「フジサン特急」は、もと小田急20000形ロマンスカーRSEを改造のうえ導入した車両で、編成全体に富士山のイラストが描かれています。
小田急時代は7両編成でライトブルーとピンクのパステルなカラーリングでした。
中間の2両が小田急で唯一のダブルデッカー車両だったことが最大の特徴です。
中間車の一部はバリアフリー改造が行われていて、窓が下部に延長されているほか、ドアも本来の折戸から引き戸に変更されています。
6000系「トーマスランド20周年記念号」
6000系はもとJR東日本の205系を改造のうえ導入した車両で、種車の違いにより3つのタイプがあります。
車番が6500番台の車両は京葉線、埼京線などで使用されていたもので、先頭部はオリジナルの形状で側面ドアの窓が大きいところがポイントです。
このうち、6502編成は「トーマスランド20周年記念号」として運行されています。
1か所のドアごとにきかんしゃトーマスに登場するキャラクターが描かれています。
トーマスランド20周年記念号は外観だけでなく、内装もトーマス仕様になっています。
座席のモケットにも細かきかんしゃトーマスのキャラクターが描かれています。
富士急行線は駅名看板もきかんしゃトーマス仕様になっています。
6000系「リサとガスパールトレイン」
6000系の6000番台の車両は205系のうちもっとも初期に導入された車両が種車となっていて、側面の窓が「田の字」になっているところがポイントです。
このうち、6003編成は富士急ハイランドのアトラクションとコラボした「リサとガスパールトレイン」として運行されています。
ラッピングは絵本そのままのタッチでキャラクターが描かれています。
6000系「あおぎり高校ラッピング車両」
6002編成は富士急ハイランドの期間限定イベントとコラボした「あおぎり高校ラッピング車両」となっています。
先頭部にはあおぎり高校の「あ」と富士急行の「Q」、富士山のイラストを組み合わせたヘッドマークが取り付けられています。
他のフルラッピング車両に比べると控えめで、ドア横にキャラクターが描かれています。
6000系の6700番台の車両は前回記事に掲載しています。
8500系「富士山ビュー特急」
8500系「富士山ビュー特急」は、もとJR東海の371系を改造のうえ導入した車両で、水戸岡鋭治氏がデザインを担当しています。
8000系「フジサン特急」と同じく、7両から3両編成に短縮されて運用されています。
JR東海の371系は当時の最新鋭だった100系新幹線と同じカラーリングで登場し、小田急20000形と同様、中間にダブルデッカー車両を組み込んでいます。
ともに小田急新宿駅から御殿場線を経由して沼津駅まで特急「あさぎり」として運用されていた小田急20000形とJR東海371系は、富士急行線でも共演が続いています。
8500系は他の車両に比べると車体の傷みが見受けられました。
細かいロゴなどが散りばめられているのでメンテナンスが難しいのかなと思いますが、末永く活躍してほしいと思います。
YouTubeチャンネルでは、富士急行線の全形式とJR線から直通する211系、E351系を収録しています。
記事冒頭のリンクからぜひご覧ください。
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