
この記事は【その2】の続きです。
前々回、前回記事に続き、2年前の2022年秋に発売された「鉄道開業150周年記念JR東日本パス」を使って東日本を一周したときに利用した列車、訪問地などをご紹介します。
3日目は新潟駅から上越妙高駅、長野駅を経由して松本駅に移動した後、E353系の特急「あずさ」で出発地の東京(新宿駅)に戻ります。
新潟駅からは、7:37に発車する新井行きのE653系特急「しらゆき2号」に乗車し、上越妙高駅に向かいます。

なお、新潟駅から長野駅の移動には、2つのルートを選択可能です。
上越新幹線と北陸新幹線を高崎駅で乗り継ぐルートと、信越本線としなの鉄道を経由して上越妙高駅から北陸新幹線を利用するルートです。
【現行ダイヤ(2年前とほぼ同じ)】
- 新潟 とき308号 7:56発 〜 高崎 あさま653号 9:21発 〜 長野 10:09着
- 新潟 しらゆき2号 7:37発 〜 上越妙高 はくたか558号 10:21発 〜 長野 10:44着

上越新幹線と北陸新幹線を乗り継ぐ方が早く、新潟駅を遅く出発しても長野駅に先着しますが、普段利用機会のない特急「しらゆき」を利用したルートを選んでいます。
ここで指定席利用の3回目を使用しています。

E129系は2014年から導入された車両で、旧型の115系やE127系をすべて置き換えています。
新潟駅には信越本線、越後線、白新線などのE129系が頻繁に出入りしています。

上越妙高駅には9:39に到着しました。

特急「しらゆき」が終点の新井駅に向かって出発した後、同じホームにえちごトキめき鉄道のリゾート列車、ET122形1000番台「えちごトキめきリゾート雪月花」が入線しました。
事前に全く知りませんでしたので、とてもラッキーでした。
当日は団体貸切列車だったようで、すぐに新井駅方向に発車していきました。

ラッキーは続き、「えちごトキめきリゾート雪月花」の反対ホームには、新潟エリアで運用されているお酒を楽しむテーマ列車「越乃Shu*Kura」が停車していました。

当日は新潟駅行きの快速列車「柳都Shu*Kura」として運用されていました。

車内は4人掛けのボックスシートが並んでいます。
国鉄型のキハ40系も東日本エリアでは貴重になりつつあり、いつか乗ってみたい列車の一つです。

上越妙高駅から長野駅までは、10:26発の北陸新幹線「はくたか558号」を利用します。
上越妙高駅から金沢駅方向の区間はJR西日本エリアなのでJR東日本パスが利用できませんが、長野駅方向には使用可能です。

20分ほどの短い乗車の後、長野駅には10:49に到着しました。
長野駅では下車せず、そのまま松本駅に移動します。

普通列車を使っても30分ほどの差ですが、せっかくのフリーきっぷなので松本駅までは383系の特急「しなの10号」を利用します。
JR東海の車両が使われていますが、乗車する区間はJR東日本のエリア内に含まれています。

特急「しなの」の車窓からは、善光寺平の盆地がよく見えています。

長野駅を11:00に出発し、松本駅には11:51に到着しました。
到着とほぼ同時に大糸線などの普通列車で使われているE127系100番台が入線しました。

直流電車と交流電車の違いはありますが、一昨日乗車した東北エリアの701系とほぼ同じ見た目をしています。

1日目の記事は、下のリンクからご覧いただけます。
本日の観光の目的地は、国宝に指定されている松本城です。
安土桃山時代から江戸時代前期に建造された天守が残っている貴重なお城の一つで、他には姫路城、彦根城、犬山城、松江城があります。

訪問した当日は快晴で風もほとんどなく、お堀の水が鏡面のように天守を映し出しています。

しばらくすると風が吹いて水面にさざなみが立ってきたので、きれいに反射していたのはわずかな時間だけでした。

天守は築城当時の雰囲気がよく残っており、階段も急で狭く最上階まで登るには体力を要します。

苦労して登った最上階からの眺めは格別です。

松本城の公園内には「宇宙ツツジ」が植えられています。
このツツジは日本人女性初の宇宙飛行士、向井千秋さんが種子を宇宙に持っていき、その後故郷の群馬県館林市に植えられたものだそうです。
松本には2000年に館林市から寄贈されています。

松本駅に戻り、アルピコ交通上高地線に乗車します。
ホームに停車していたのはもと東武20000系を改造のうえ導入した20100形でした。

中間車2両を改造しているので、オリジナルの東武20000系とは異なる非貫通型の前面フォルムになっています。
表示器は「ワンマン上高地線」と行先の「新島々」を交互表示していました。

東武20000系の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
室内の天井部にはワイド画面の液晶モニターが設置されています。

液晶モニターは右側に行先や経由駅など、左に利用上の注意点や広告などが表示されています。

上高地線は松本駅から2つ目の渚駅まで乗車しています。
なお、上高地線は東日本パスのエリアに含まれていないので、運賃を支払っています。

折り返しの松本行きには、もと京王3000系の3000形が到着しました。

アルピコ交通の3000形は、同じもと京王3000系の北陸鉄道7700系などと異なり、前面窓が側面まで回り込むデザインになっています。

画像の3007-3008編成は2024年3月に引退しています。

また、3005-3006編成も2024年11月に引退することが発表されており、3000形はモハ10形のリバイバルカラーとなっている3003-3004編成のみとなります。

松本駅からは中央東線の新宿方面、中央西線の名古屋方面、篠ノ井線の長野方面、大糸線の信濃大町方面に加え、一部飯田線の列車も発着しています。

JR東海からは特急形の383系だけでなく、一般形の313系も乗り入れています。

今回の3日間の旅、最後に乗車するのはE353系の特急「あずさ」です。
特急「あずさ」は全車指定席のため、最後となる4回目の指定席を利用しています。

松本駅を18:40に発車し、新宿駅には21:13に到着しました。

3日間で移動したルートを地図に表すと下の画像のようになります。
1日目は東京駅から平泉とほっとゆだを経由して秋田へ、2日目は秋田から男鹿を往復して新潟へ、3日目は新潟から長野、松本を経由して新宿まで大きく円を描くように東日本を一周しました。

3日間で利用した列車の数は16本で、総移動距離は約1,465kmとなりました。
本当は青森までを含めた行程を計画していましたが、奥羽本線内に災害不通区間があったため、今回の行程を選んでいます。

以上、鉄道開業150周年記念JR東日本パスを使った旅行をご紹介しました。
列車の移動を最大限活用しつつ、平泉、ほっとゆだ、男鹿、松本などをゆっくり観光する時間を確保でき、充実した旅となりました。
列車の時刻や観光地の情報などは2022年10月時点のものですが、現在のダイヤでも無理なく回れるルートになっていると思いますので、参考になれば幸いです。
今回の記事に掲載した列車などは、次の動画でご覧いただけます。
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