この記事は【その1】 の続きです。
これまでに撮影した列車の中から、形式に「7」が入る車両を36種類集めて、YouTube動画にまとめています。
同じ形式でもフォルムなどが異なる車両はできるだけ違いを盛り込んでいます。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
まだ撮影に行けていないエリアも多く、収録できていない車両もたくさんあります。
素材が集まったら、改めて追加の動画や記事を作成したいと思います。
東急多摩川線 池上線 7000系
東急7000系は、2007年から導入が始まった車両で、老朽化していた7700系と1000系の一部を置き換えるために導入されています。
日中の蒲田駅では東急多摩川線と池上線の列車が同時到着、発車するダイヤになっており、並走する列車を見ることができます。
YouTube動画では、先行する池上線の列車を東急多摩川線の列車が追いかけるシーンを収録しています。
東急7000系の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
YouTubeの動画では、蒲田駅西口踏切と武蔵新田駅を出発する列車を収録しています。
南海本線 7100系
南海7100系は1969年から導入された車両で、すでに登場から55年が経過していますが、現在も特急「サザン」から普通車まで幅広く運用されています。
ほぼ同時期に導入された高野線用の6300系(リニューアル前は6100系)は、同じフォルムでステンレス車体になっています。
当時、南海線は踏切事故が多く、事故後の修理を容易にするために7100系は一般的な鋼製車体になったそうです。
南海6300系の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
2024年8月から4両編成1本が1992年以前の旧塗装(濃淡グリーンのツートンカラー)に復刻されています。
南海7100系(濃淡グリーン旧塗装復刻車)の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
YouTubeの動画では、和歌山大学前駅に到着(標準色)、出発する列車(復刻車)を収録しています。
JR東海 東海道新幹線 N700S系
N700S系は2020年から運行が始まった東海道・山陽新幹線の最新型車両で、外観上は先頭部にブルーのラインが追加されているところがポイントです。
形式名の「S」は、Supreme(「最高の」「究極の」)の意味で、より省エネ性能が高い走行機器が採用されているほか、全席にコンセントが装備されているなど、室内の快適性も高まっています。
また、床下にバッテリーを装備し、停電時などでも最低限の走行ができるなど、新幹線の集大成とも言える車両になっています。
YouTubeの動画では、熱海駅を高速で通過する「のぞみ」と、新大阪駅に到着、出発する列車を収録しています。
JR東日本 E257系 踊り子
JR東日本E257系は、中央線の特急からは撤退(臨時列車を除く)した後、塗装変更や走行機器更新などのリニューアル工事を受け、「踊り子」用に転用されています。
基本編成の東京方のクハE257形は、貫通型の先頭車、伊豆急下田方のクハE256形は非貫通型の先頭車になっています。
先頭車は、ブルーのストライプが斜めになっていて、先代「踊り子」の185系を思わせます。
E257系「踊り子」と伊豆急行線8000系などの動画は、下のリンクからご覧いただけます。
YouTubeの動画では、伊豆高原駅に到着(貫通型)、出発する列車(非貫通型)を収録しています。
北陸鉄道 石川線 7000系
北陸鉄道石川線の7000系は、もと東急電鉄の7000系を改造のうえ導入した車両です。
下記画像のように中間車に運転台を取り付けた車両と、もともと先頭車で貫通型の車両が存在しますが、貫通型の車両は運用に入っていませんでした。
石川線の架線電圧は600Vで東急の車両そのままでは入線できなかったことから、下回りの機器は、西武、JR、東京メトロなどの機器の「寄せ集め」になっています。
北陸鉄道石川線の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
YouTubeの動画では、馬替駅に到着、出発する列車を収録しています。
名古屋市営地下鉄 上飯田線 7000形
上飯田線の7000形は2本のみの存在で、車両使用料を相殺する観点から運用が限定されており、見かける機会は少なくなっています。
下の名鉄300系とは室内の配置、走行機器など共通する部分も多いですが、ビード付きのステンレス車体のため雰囲気が異なっています。
名鉄300系、上飯田線7000形の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
YouTubeの動画では、犬山駅に到着、出発する列車を収録しています。
富山地方鉄道 富山市内線 7000形
富山市内線の7000形は、1957年から導入された最古参の車両です。
このうち、7022号車は、水戸岡鋭治氏がデザインを担当した「レトロ電車」として運行されています。
下の画像は現行の標準塗装の車両です。
7018号車は現行の標準塗装以前の旧塗装を維持しています。
富山地方鉄道の軌道線には、LRTタイプの車両も走っており、下の画像は3車体連接のT100形「サントラム」です。
下の画像は都心環状線開業に備えて導入された9000形「セントラム」で、富山市が所有し、富山地方鉄道が借り受けて運行されています。
富山地方鉄道市内電車の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
YouTubeの動画では、丸の内駅に到着、出発する列車を収録しています。
智頭急行 HOT7000系 スーパーはくと
HOT7000系は、智頭急行が所有する振り子式ディーゼルカーで、京阪神エリアと鳥取を結ぶ特急「スーパーはくと」で運用されています。
形式名のHOTは、智頭線沿線の兵庫、岡山、鳥取の頭文字から取っています。
流線型の先頭車のほか、貫通型の先頭車もあります。
HOT7000系の最高速度は130km/hで、日本最速の気動車特急列車の一つです。
YouTubeの動画では、大阪駅に到着、出発する列車を収録しています。
JR西日本 287系 くろしお
JR西日本の287系は2010年から導入された車両で、紀勢線の特急「くろしお」のほか、北近畿方面の特急「きのさき」や「こうのとり」で運用されています。
「くろしお」用の車両は、窓下のラインがライトブルーになっています(北近畿用はダークレッド)。
YouTubeの動画では、新大阪駅を出発する列車を収録しています。
次回記事【その3】に続きます。
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