阪急京都線系統で運用され、前面デザインなどにバリエーションが多い8300系を撮影しています。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
阪急8300系は、1989年から導入が始まった京都線用の車両です。
神戸線・宝塚線向けの8000系と同じく、本格的にVVVFインバータ制御を採用し、増備の過程で前面のデザインなどにバリエーションが生まれています。
8300系の記事は2回に分け、「その2」の今回は、後期型の前面デザインが額縁タイプの編成を取り上げます。
前回記事【その1・前期型「額縁タイプ」】は、下記のリンクからご覧いただけます。
8303F
8303Fからは前面のデザインが変更され、「額縁タイプ」から「くの字タイプ」になっています。
下の画像は、長岡天神駅の大阪梅田方面行きホーム(大阪梅田側)から撮影しています。
前回記事の8302Fと同様、リニューアル工事は受けていませんが、下回りの機器はGTO-VVVFからIGBT-VVVFに更新されています。
下の画像は、十三駅の大阪梅田方面行きホーム(京都河原町側)から撮影しています。
8332F+8313F
8332F+8313Fは、2両と6両で8両編成を組んでおり、この編成から台車がボルスタレス式のものに変更されています。
下の画像は、高槻市駅の大阪梅田方面行きホーム(大阪梅田側)から撮影しています。
8332F+8313Fは、リニューアル工事や下回りの機器更新を受けておらず、登場時のGTO-VVVFのままになっています。
下の画像は、豊津駅の北千里方面行きホーム(北千里側)から撮影しています。
8333F+8314F
8333F+8314Fは、8332F+8313Fとほぼ同じ外観、編成構成になっています。
下の画像は、西京極駅の京都河原町方面ホーム(京都河原町側)から撮影しています。
8333F+8314Fは、8330Fとともに屋根上のエアコンが原形のままになっており、他の形式を含めても希少な存在になりつつあります。
下の画像は、南方駅の京都河原町方面ホーム(京都河原町側)から撮影しています。
8333F+8314Fは、リニューアル工事や下回りの機器更新は受けておらず、登場時のGTO-VVVFのままになっています。
7326F+8304F
8303Fからは再び前面デザインが変わり、前面窓が下方へ拡大され、前面の車両番号も電照式になっています。
8311Fは6両編成のため、7300系の2両7326Fとペアを組んで8両編成で運用されています。
下の画像は、千里山駅の北千里方面行きホーム(北千里側)から撮影しています。
8304Fは、リニューアル工事や下回りの機器更新は受けておらず、登場時のGTO-VVVFのままになっています。
8315F
8315Fは8300系の最終増備車で、前面のデザインは8304Fと同じですが、パンタグラフがシングルアームタイプに変更されています。
下の画像は、長岡天神駅の京都河原町方面行きホーム(大阪梅田側)から撮影しています。
リニューアル工事は受けていませんが、下回りの機器はGTO-VVVFからIGBT-VVVFに更新されています(下記の画像はエアコン更新前のもの)。
以上、前回と今回の記事で8300系の全編成を取り上げました。
YouTubeチャンネルでは、バラエティに富んだ8300系の全編成を、京都線・千里線のいろいろな駅で収録しています。
記事冒頭のリンクからぜひご覧ください。
PRiVACEを連結する9300系の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
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