東武鉄道の20000系(20400型)を、東武日光線、宇都宮線で撮影しています。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
東武鉄道の20000系は、1988年から導入が始まり、当初は地下鉄日比谷線への直通用車両として運用されていました。
後継の70000系の導入に伴い日比谷線直通運用から撤退し、8両から4両編成への短縮などのリニューアルを受け、現在は日光線、宇都宮線で運用されています。
下の画像は、栃木駅の東武日光方面ホーム(東武日光側)から撮影しています。
リニューアル前の20000系には3ドア車と5ドア車(20050型の編成前後4両)が存在したため、側面の見た目が異なる車両が存在します。
下の画像は、野州大塚駅の新栃木方面ホームから撮影しています。
上の画像は標準の3ドアの車両、下の画像は5ドアのうち2ドアを塞いで座席に改修した車両になっています。
リニューアル後は20400番台の車番に変更されていますが、改造前形式の違いにより、4種類に分けられています。
下の画像の20420型は先頭車がもと20000型、中間車が20070型で、すべて改修なしの3ドア車体になっています。
下の画像の20430型は先頭車、中間車ともにもと20050型で、先頭車が5ドアを改修した3ドア車体になっています。
下の画像の20440型は先頭車がもと20000型、中間車が20050型で、中間車のうち1両が5ドアを改修した3ドア車体になっています。
下の画像の2両目が5ドアを改修した3ドア車体になっています。
このほか、先頭車、中間車が20070型で、すべて改修なし3ドア車体の20410型も存在しますが、撮影日は見かけませんでした。
上と下の画像は、野州大塚駅の東武宇都宮方面ホームから撮影しています。
2023年6月から2024年5月までの期間限定で、東武宇都宮線の愛称が「いちご王国」ラインとされたことから、駅名の看板などがいちごデザインのものに変わっています。
限定期間は終わっていますが、かわいいデザインなので、このまま残してほしいなと思います。
野州大塚駅は、栃木県農業総合研究センターいちご研究所の最寄り駅で「いちご研究所前」の副駅名がついています。
栃木駅は高架構造の駅で、横にJR両毛線が並走しているため複々線のような開放感があります。
両毛線には、織物「矢絣(やがすり)」柄のラインに変更した車両が走っています。
栃木駅は特急停車駅で、100系「スペーシア」のほか、N100系「スペーシアX」、500系「リバティ」などが停車します。
今回の動画には、20000系と同じくGTO-VVVF制御の100系「日光詣スペーシア」と「いちごスペーシア」も収録しています。
画像を撮影すればよかったのですが、ドアを塞いだ部分の車内は座席が設置され、窓の形以外は通常の車内と変わりなくなっています。
下の画像は、柳生駅の東武日光方面ホーム(浅草側)から撮影しています。
下の画像は、新古河駅の浅草方面ホーム(浅草側)から撮影しています。
東武日光線の南栗橋以北と宇都宮線の普通列車は、日中30分間隔で運行されています。
JR宇都宮線や宇都宮ライトレールなどに比べると運行頻度は少なめですが、関東では貴重になりつつあるGTO-VVVFサウンドを確実に聞くことができます。
YouTubeチャンネルでは、宇都宮線野州大塚駅、日光線栃木駅、柳生駅などで撮影した20000系の発着シーンを収録しています。
記事冒頭のリンクからぜひご覧ください。
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