阪急神戸線、宝塚線系統で運用され、前面デザインなどにバリエーションが多い8000系を撮影しています。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
阪急8000系は、1988年から導入が始まった神戸線、宝塚線用の車両です。
本格的にVVVFインバータ制御を採用し、増備の過程で前面のデザインにバリエーションが生まれています。
トップナンバーの8000Fは、「Memorial8000」として、ヘッドマークなどの装飾が施されているほか、リニューアル工事を受けて種別・行先表示幕がLEDになっています。
下の画像は、夙川駅の神戸三宮方面ホーム(神戸三宮側)から撮影しています。
正面貫通路にヘッドマークと、運転席窓ガラス下にHマークが掲示されています。
リニューアル工事の一環で先頭部の車番が右窓下に移設されたことにより、ヘッドマークを取り付けても番号がわかるようになっています。
側面は乗務員室横の小窓上にHマークが復刻されています(導入時はプレート、復刻はシール)。
京都線8300系トップナンバーの8300Fも「Memorial8300」の装飾が施されています。
下の画像は、六甲駅の神戸三宮方面ホーム(神戸三宮側)から撮影しています。
六甲駅は中央に上り下りの通過線を持つ駅で、高速で通過する特急列車を撮影可能です。
8002Fは「Classic8000」として、正面窓下の飾り帯や側面小窓上のHマークなどが復刻され、屋根上のクーラーも原形のままのため、登場時のスタイルをもっともよく残しています。
下の画像は、夙川駅の神戸三宮方面ホーム(大阪梅田側)から撮影しています。
8003Fは、撮影当時GTO-VVVFインバータ制御のまま残存していましたが、2024年7月にリニューアル工事を受けたため、走行音が変わっています。
8004Fは宝塚線在籍で、リニューアル工事施工済みになっています。
8007Fも宝塚線在籍で、リニューアル工事施工済みになっており、すでに走行機器が変わった編成の方が多数派になっています。
下の画像は、十三駅の大阪梅田方面ホーム(宝塚側)から撮影しています。
8008Fは神戸線在籍で、リニューアル工事を受けていますが、他編成と異なりシングルアームパンタグラフを装備するところが異なるポイントです。
8020Fは、登場時のGTO-VVVFインバータ制御のまま残存しています。
この編成は当初6両編成で登場したため、車番が8008から8020に飛んでいましたが、しばらくして中間車が挿入されたため、他編成との違いはなくなっています。
ちなみに追加された中間車は、阪神・淡路大震災で被災した車両の代替名義となっています。
8035Fを含む1993年以降に製造された車両は正面のデザインが「額縁」から「くの字」形の流線型に変わっています。
後述する8042Fと異なり、車番は窓下に表示されています。
下の画像は、武庫之荘駅の神戸三宮方面ホーム(大阪梅田側)から撮影しています。
京都線の8300系も1993年の増備車から「くの字」の先頭フォルムに変わっています。
阪急8300系の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
8042Fは「くの字」フォルムで、前面窓が下方に延長されたため、車番が正面窓内に表示されています。
この編成は7000系6両と組んで8両編成になっています。
このフォルムの8000系は2両の増結車のみですが、8300系の8315Fは8両固定編成を組んでいます。
2023年は阪急とちいかわのコラボキャンペーンが行われ、箕面線を走る8000系にはヘッドマークが掲出されていました。
8030F(額縁型)+8034F(くの字型)の4両編成は石橋阪大前側、箕面側で正面のデザインが異なる組み合わせになっています。
撮影当時箕面線で運用されていた8040F+8041Fは、7000系4両と組み、現在は8両編成で宝塚線で運用されています。
YouTubeチャンネルでは、原形のGTO-VVVFサウンドと更新後のIGBT-VVVF(PMSM)サウンドを収めた動画を投稿しています。
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