新京成電鉄のN800形(登場時復刻ラッピング車両)を撮影しています。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。
新京成N800形は京成千葉線との直通規格に準拠した車両で、2005年から導入されています。
新京成では800形、8000形、8800形、8900形と新京成オリジナル車両が続いてきましたが、この車両以降は親会社の京成とほぼ共通の車両が導入されています。
形式に含まれる「N」はNewを表し、新京成初のオリジナル車両で当形式の導入により置き換え対象となる800形をオマージュしています。
導入時はステンレス車体にマルーンのストライプを巻いていましたが、2015年からホワイトとジェントルピンクを組み合わせたカラーリングに変更されています。
下の画像は、北初富駅の京成津田沼方面ホーム(京成津田沼側)から撮影しています。
すべての編成が新たなカラーリングになっていましたが、2024年7月から1編成が導入当初のカラーリングに復刻されています。
下の画像は、北初富駅の松戸方面ホーム(京成津田沼側)から撮影しています。
車体側面の4本のストライプ(マルーン)は、沿線自治体の松戸、鎌ケ谷、習志野、船橋の4市を表しており、ホワイトは新京成の企業風土を表現しています。
N800形は窓枠の色がブラックになっていて、シルバーの京成3000形などと異なるポイントです。
京成3000形と北総7500形、北総9200形などの動画は、下のリンクからご覧いただけます。
新京成では2025年4月に親会社の京成との合併を控えています。
合併後、新京成カラーの車両は京成標準色になることが発表されているので、いずれは京成3000形とほとんど見分けがつかなくなると思います。
下の画像は、北初富駅の京成津田沼方面ホーム(京成津田沼側)から撮影しています。
逆に復刻カラーの車両は変更されたばかりですし、親会社の京成含め、最近は復刻カラーの車両を運行する会社が増えているので、長く残るような気がします。
下の画像は、みのり台駅の京成津田沼方面ホーム(松戸側)から撮影しています。
親会社の京成では残りあと2本となっている3600形のうち、6両編成の1本を登場時のファイアーオレンジに復刻して、普通列車中心に運行されています。
こちらは新形式の3200形6両編成のデビューが2025年2月に予定されているため、今後の動向が気になるところです。
新京成の発表によると、N800形は「お客さまに当社の歴史を振り返り、懐かしさを感じていただくことを目的」に登場時カラーに復刻されたとのことです。
下の画像は、習志野駅の松戸方面ホーム(松戸側)から撮影しています。
N800形の復刻が好評だったため、2024年9月から8800形の京成千葉線直通色が復刻されています。
さらに、くぬぎ山車庫では8800形登場時の塗装に復刻されると思われる作業が目撃されており、復刻車両がさらに増える見込みです。
新京成8800形 京成千葉線直通色復刻車の動画は、下のリンクからご覧いただけます。
滝不動駅〜高根公団駅間の踏切付近から撮影しています。
この付近は畑が広がっていて、カーブを行く列車をきれいに見ることができます。
撮影当時は、船橋市をホームとするプロバスケチーム「千葉ジェッツ」のラッピングトレインが走っていました。
N800形は形態差も乏しく、8800形のようなラッピング車両も少ないので、趣味的には少し地味な印象です。
今後は京成との合併後に形式が変更(京成3000形と統合)されるのか、運行範囲が広がり、京成上野などに入線するのか、など楽しみなこともあります。
下の画像は、新津田沼駅の松戸方面ホーム(松戸側)から撮影しています。
YouTubeチャンネルでは、復刻ラッピングとジェントルピンクのN800形を、みのり台駅、北初富駅、習志野駅などで撮影しています。
記事冒頭のリンクからぜひご覧ください。
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